- THE JOURNAL

August 19th, 2015

Do you like Denim?

再びデニムブームである。再びと言うよりこのブームは何回あっただろう?ブームであろうとなかろうと、デニムが店に並んでない時は過去になかったと思うから凄いアイテムだ。

しかしそんなアイテムも、年齢や気分で着る機会が減ってきていた。若さの特権であったりするこのアイテムは、広がるだけにファッション好きには着にくかったりする。家にあるデニムを数えたら数十本もあった。それもここの所登場する事がなくなっていた。狂った様にデニムを買っていた頃は遥か昔の話になっていた。

そんな事も忘れていた数年前、久しぶりにデニムを手に入れた。「手に入れた」という感覚があるのは、それだけ遠い存在になっていたからかもしれない。だから自分を試す様に色々な着方を試した。そのデニムはステッチが目立たないダークネイビー色で一見ジーンズというより「ダークネイビーのパンツ」。その時はデニム感が強く出すぎない所が良かった。時にはデニムの様に、時には紺色のパンツとしてコーディネートした。

そして今、シャンブレーのシャツと合わせるという着方に凝っている。今の時代と、流行りのアイテムと、コーディネート感。ちょっと前なら「大NG」の着方だがあえてチャレンジしたかった。そのシャツは約30年前に手に入れたモノで、それこそ何年も登場することが無く宝物の様にタンスの奥に陣取っていた。それを引っ張り出して来たのだ。着過ぎて薄くなった色も、袖口や襟が擦り切れているのも、愛おしいと思える。我々が思っている「タイムレス感」は、アイテムだけで完成しない。全てのアイテムを生かし、そこに「着る人」が居て完成する。だから全てがオーダーメイドでパーソナルだと思っている。思いを持って手に入れた洋服をどう料理するか、それが醍醐味の一つになる洋服だけをお店に置きたい。だから料理法が大事なのだ。材料(洋服)はいいモノを入れたいといつも思っている。あるスタッフはあえてちょっと前の洋服と、一番新しい洋服でコーディネートしている。今価値あるモノと過去に価値あったモノ。そうすると不思議とパーソナルは生まれてくる。それがエースミスグループの「今のコーディネート」の気分なのだ。