- THE JOURNAL

August 26th, 2019

New Mexico〜Arizona〜California 3

セドナの朝は肌寒かった。昨夜はホテルの全景も分からぬまま、暗闇の中部屋までたどり着いたから、初めてセドナの風景を見た。ホテルは高さも制限され、町全体が岩肌に組み込まれたように姿をあらわす。おかげで昨夜はホテルのフロントを探せず、目の前まで来てグルグル探し回った。あれだけ疲れたのに朝は早く目覚めた。冷たい風に吹かれながら今日の予定を考えていた。おおよそのスケジュールは決まっているが、店が早く閉まる事、距離からの時間が読みにくい事を考慮しなければならない。どちらにせよ早めのスタートだ。

山の中にある。

静かな部屋は入り口がバラバラでコテージのよう。

簡単な朝食。

 

今夜の宿泊予定地フラッグスタッフという町はセドナから一時間もかからずに到着できる。今まで西へ西へと向かっていたが、今日は89号線を北へ向かう。片道180mi強、約300kmの道のりだ。勿論寄り道すればその分伸びる。帰りは何もなければ150mi=240kmの旅になる予定だ。その前に、ホテルに一番近くのビューポイント、エアポートメサへ行くことにした。セドナには夜に着いて、見る時間もなく移動することになるのでちゃんと見る時間を作った。ネイティブアメリカンが神聖視し、儀式などを行なっていた場所。それにより現在はパワースポットとして有名になった。ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンのモデルとなった有名な岩山が神々しく見える。あまり興味がない方ではあるがせっかくここまできたのだしという程度で登った。ところが神聖な場所に来たと感じるくらいオーラを感じてしまった。百聞は一見に如かずとはよく言ったものである。

伝わりにくいが広大なものを見ると一瞬サイズ感がわからなくなる。

何かお祈りしているのでしょうか。

パートナーと寄り添う姿は年輪を感じます。

 

これからの目的地アンテロープキャニオンに向かいながらガソリンを入れたい。サークルKを見つけ給油した。セルフで給油したのもアメリカが初めてだったなと思い出した。89号線を北上してページの町を目指した。休憩を少なくする事を心がけて、さあ300kmの道のりだ。

アメリカではコンビニとガソリンスタンドはセットになっている事が多い。

 

運転しているといくつか困ることがある。その一つに景色を楽しみにくいというのがあり、写真も撮れない。記録を見たら、ほぼノンストップだったのかサークルKからページのレストランまで写真がなかった。時間が経過するにつれて忘れていることが多くなる。その為にも写真の記録は大切だ。そしてこのレストランは覚えていない・・・。確かホテルから持ってきたマフィンを車中で食べた。これを昼食にした気がする。お腹もそれ程空いていないこともあり、お店を見ても食欲が湧かなかったから、食事はいらないねと話したような気がする。今になって写真をよく見るとZAGAT のステッカーが貼ってあり、美味しい店だったのかも知れないが今となっては知る由もない。

ZAGATあるけど?

 

アンテロープキャニオンに行く事になったのは、スケジュールがほぼ確定した頃。実はこういう所あるんだけどと、何となく話してみたら同行者は大盛り上がり。言っては見たがそれ程興味もなかったから、言っちゃったなぁと内心後悔していた。それが今回の長距離運転の元になっていた。計画を白紙から練り直すにはもう遅い。ホテルが決まっているからだ。

アンテロープキャニオンは長い時間をかけ水の流れで岩肌が模様のようになっている幻想的な空間で、写真写りがいい所なので見られたことがある方も多いと思う。

受付の小屋。予約もしないで行った。今にして思えば無謀。

車に荷台に乗せられて。

改めて見ると入口も模様が見える。

ベアーがいます。

長い歳月で削れた模様になっている。1

長い歳月で削れた模様になっている。2

 

その昔ナバホ族の少女が放牧している時に偶然見つけたと聞いた。水が流れ、風が吹き、気の遠くなる時間を経て、人の手で掘られたオブジェの様な空間は生まれた。人工的にも見えるそれは幻想的で美しい。この様な気持ちになるとは思いもしなかった。つくづく無理をして来てよかったと思った。

今夜の宿があるフラッグスタッフに向かう途中にある店。

 

今夜の宿はフラッグスタッフという町にある。いく方向にも広がる道の起点になっているように位置している町だ。大学もあり、比較的若い人達がいる。歩いて行ける距離にレストランはあるので、ゆっくり食事をできる日になった。チェックインを済ませ食事に行くことにした。

よくあるモーテル。

清潔感がある。チェーン店ならではというムード。

位置関係を把握していないと迷いそうな標識の数。

 

フラッグスタッフの夜は賑わっていて、この旅一番の人口密度を感じた。特に白人の若い人達が多いようだ。

歴史を感じる建物。

小さな町なのに人がいる。

 

思わぬ良い経験ができた1日だった。改めて百聞は一見に如かず。

 

 

New Mexico〜Arizona〜Californiaは次回につづきます。