- EDITOR’S PICS

March 27th, 2017

IN THE BAGGAGE

3月のファッションウィークは、ファッションをビジネスにしている人々が一斉に動きだす時。まさに私がパリに向かっているこの便はその関係の方々がほとんどでは?と思ってしまうくらい。この時は本当にファッションを生業としている人々の多さや職種の多さを実感する時でもあります。絶対に機内で見なきゃと思っていたLA LA LANDのリピートで飛んだ今回の旅でしたが、10数時間が過ぎて陸が見えるようになるとセーヌ川のカーブが見えてきます。湾曲型の川のラインが見え、パリのシルエットがはっきりとすると街はもうすぐそこです。

EP2

早朝に到着しそのままアポイントへということが最近は多かったのですが、今回はフライトの時間が変わったので夕方に到着。忙しいと意外となかなか出来ないホテルの周辺の散策へ出掛けてみます。馴染みのホテルの周辺はビジネス街なのですが、最近になってようやく気が付いたのですが、裏通りのその先は通称グルメストリートと言われ、食材などの専門店が並ぶ有名なエリアだということ。ホテルの先にこのようなエリアがあったことは、本当に灯台元暗し。ショールームとホテルの往復ばかりじゃなくて、文化に触れたりインプットの時間を充実させないと、ですね。

EP3

EP4

EP5

デリ?のようなキッシュやハムなどを売る店の軒先でワインを飲んでいる人を見かけて、システムはさっぱりわからないけれど、なんとなくオーダーが出来たので在住人気分で真似してちょっと休憩。THE観光っぽいところでの体験も楽しいのですが、住んでいる人のような気分になれるところが、ここのエリアの面白いところ。スーパー的なところはほとんどなくて、ほぼ専門店ばかり。チーズや、パン、野菜や肉魚はもちろんなのですが、サーモンをブティックのように綺麗にレイアウトしてカットして量り売りする店も日本人の私には新鮮。ここでは当たり前なのかもしれませんが、日本ではそこまでのピンポイントの店があまりないのでとても斬新に見えます。

EP6

ここはその通りにあるパティスリー、セバスチャン・ゴダール。ピエール・エルメの後任と名高い彼の、伝統的なお菓子を進化させた感性と技術は本当に圧巻。古典的なお菓子にモダンさを融合させたクリエイションから生まれるケーキやチョコレートは、スタンダードな見た目を裏切るシンプルで洗練された味。ホテルで食べる用に買ったモンブランの味は今でも忘れられない味です。

ホテル周辺の私のお気に入りのエリア、穴場です。行かれる機会があったら是非お立ち寄りください。今日はちょっとしたパリガイドだけになってしま会いましたが、翌日からのバイイングのお話はまた今度。是非お付き合いください。