- EDITOR’S PICS

January 30th, 2017

シャツから始まる春

私自身も入荷が楽しみだったWALTER VOULAZ(ウォルターブーラッツ)のシャツコレクションが入荷しました!去年の6月にミラノでバイイングした新しいブランドです。大きくブランディングを変えてスタートするKELLYのこの春。変化のスタートは、このWALTER VOULAZ(ウォルターブーラッツ)からでした。

WALTER VOULAZ(ウォルターブーラッツ)はイタリアのコモで、デザインから縫製まで一貫して行なっているシャツブランド。素材や細部にこだわりを感じられる上質なシャツメーカーです。初めてWALTER VOULAZ(ウォルターブーラッツ)に出会ったのは、ミラノのトレードショー。まず入り口を入ってすぐに同ブランドがコンパクトなブースを構えていました。トレードショーでいつも思うのは、デザイナーと営業スタッフがブースに立っているのではまったく空気が違うということ。デザイナーが自ら営業しているブースは、なんとなく緊張感が漂います。クリエイティブな仕事をしている方の空気って、神経を張っているかのような研ぎ澄まされた独特な空気があり、まさにここはそう、しかも今までに感じてきた以上の緊張感を醸し出しているデザイナーです。シャツは見たかったのですが、まずは素通りで。でも絶対に商品は良さそうな空気です。ごちゃごちゃと陳列していなくて、商品と商品の間を空けてきちんとシャツを丁寧に見せていて、大切に売っているのが分かるブース。結局何周かトレードショー内を見回って、気になったのはWALTER VOULAZ(ウォルターブーラッツ)だけ。何百ものブランドが出展をしてはいますが、KELLYで新しく展開したいと思うブランドって意外とないのです。KELLYに並んでいるブランドは、私たちの厳しい目をくぐり抜けて選抜された色々な意味でのトップのブランドです。

WALTER VOULAZ(ウォルターブーラッツ)のブースに意を決して戻り、取り扱いの交渉をしてピックアップを行います。話してみると意外にも優しい紳士。神経質そうだけれど優しそうな笑顔。写真のお手伝いもしてくれます。バイイングは「決める」仕事なので悪い意味で決めつけてしまう時があり、変な先入観でものを見たくないなとこんな時に思ってしまいます。デザイナーのWalter Voulazと私の2人で、ノートをとって、写真を撮って、生地を相談して選んだシャツコレクションをようやくKELLYに並べることが出来ました。Walter Voulazと私の自信作をKELLYで是非見ていただきたいと思います。