- EDITOR’S PICS

January 4th, 2016

talk about “military”

私たちのコーディネイトに欠かせないキーワード、ミリタリー。現代のファッションシーンで欠かせないテーマやモチーフとなっていますが、特に女性が着る場合は男性が着こなすミリタリーとは一味違う少し違う表現や雰囲気となることから、女性のファッションの中でも独特な存在感を放っています。着ている女性自身とのギャップの面白さ、フェミニンなアイテムやデザインとのコントラストなど、着て組み合わせて初めて感じられる意外性がミリタリーの面白さです。洋服のモチーフそれぞれに使用目的がある「軍事用」という特殊な背景が生んだ超実用性の洋服が、日常のファッションに定着するという背景や経緯の面白さもミリタリーにはあります。

極端なイメージものほど、コーディネイトという合わせ技の際に力を発揮します。ミリタリーテイストのアイテム、素材で言えばレザーやファーなど、力強さがそれ自体に感じられるものほど、女性の神秘性や妖艶さを際立たせ「ギャップ」という効果をねらった着こなしが楽しめます。それらのアイテムや素材を昔も今もデザイナーが欠かさずに使用し、数々の女優が名画で着こなし、ファッション好きが好んで着こなしているのもうなずける話です。

A.SMITHが生んだウィメンズショップKELLY。こだわりのある男性の為のショップが生みだしたウィメンズショップなので「ミリタリー」を着るなら、やはり本物のタフさを感じられるものを選びたい。ミリタリージャケットなら、デッドストックをリメイクしたミルスペックのもので。第一次世界大戦でのイギリス軍の塹壕戦が生んだトレンチコート。現代で着るとしても、ルーツや着用目的にフィットした、高密度のしっかりとした耐候性のあるコットンギャバジンを選びたい。◯◯風が蔓延しているこの世の中。◯◯風な女を回避したいし回避していただきたいので、ルーツがあるものはやっぱり「良いもの」がおすすめです。

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