- EDITOR’S PICS

June 29th, 2015

IN THE BAGGAGE

2016年のSPRING&SUMMERのバイイングがスタートしました!まずこの6月はステラマッカトニーの2016年の春夏プレコレクションのバイイングでニューヨークへ。なんと1アポイントの2泊4日の旅!ステラのバイイングが終わらせたら今回の仕事はおしまいなので、前から行ってみたかったメトロポリタン美術館へ行ってみました。

バイイングの仕事に参加するようになってから10年近く。20数年ニューヨークに通い続けている上司と一緒にバイイングの仕事に携わるようになってニューヨークは何度も来てはいますが、びっちりとアポイントを入れての出張なのでもちろん、プライベートで観光を!ということもなく。ショールームには詳しくなるが、こんなに来ていても著名な観光名所のご案内はちょっと…、という感じくらい出張の時は時間がないのですが、今回はたまたま時間があるので以前から行ってみたいと思っていたメトロポリアン美術館に行くことに。

ニューヨークにはたくさんの美術館やギャラリーがあり、世界中からアーティストが集まる街。行ってみたい美術館は本当にたくさんあるのですが、なにせ巨大な有名美術館が多いので、しっかり集中して見たらどこの美術館も1日かけても見終わらないコレクション量。美術を学びにニューヨークの学校に来ていた従兄弟や、近々でニューヨークに来てメトロポリタンを見たスタッフの義兄が、口にするのは「メトロポリタンはやっぱり感動する」。貴重なプライベートの時間なので、あそこもここもといいたいところですが、そう聞いたらまずは王道のメトロポリタンに行かなくてはということで、欲張らずにメトロポリタンだけをしっかり見に行くことにしました。

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普段のアポイントではなかなか行くことのないアッパーイーストに電車で向かいます。セントラルパークを中心にしたマンハッタンの東側には著名な美術館がたくさん存在します。メトロポリタンの外観だけでも圧倒の迫力。ガイドブックやいろいろな雑誌やテレビなどでみていた建造物を生で見るとやはり感動します。世界中から本当にたくさんの人が来館しているので平日の午後ですが、ロビーは大混雑です。

パリのルーブル美術館と並ぶ、世界最多のコレクション量のメトロポリタン美術館。この世界のメガ美術館に展示されている美術品は収蔵量の4/1と言われ、4/3は収蔵庫に眠っているそう。たしか第二次世界大戦後に世界中の美術品がアメリカに買収されて集まったというのを何かで聞いたことがあります。教科書で見たような名画や彫刻が四方八方にひしめき合う空間は圧巻。写真を撮ったり写生をしたり「美術」を身近に感じられる環境というのにも凄さを感じてしまいます。何故もっと早くここに来てなかったのだろうと悔やまれますが、インプットの大切さを感じない時には何を見ても心に残らなかったのかもしれません。今、自分たちでホームページをデザインしたり、ウィンドウディスプレイを作成したりと、アウトプットの機会が今まで以上に増えたので、インプットすることの大切さに直面し感じる感情なのかもしれません。いつでも何かを用意している引き出しの多い人になりたいなと思います。どのような形になるかわからない、少しのゆとりの時間や機会が「何か」を生み出すのだな、とあらためて感じる機会となりました。