- EDITOR’S PICS

April 27th, 2015

talk about a distribution

私たちが皆様に日々ご紹介している商品がどのような経緯をたどって皆様に届けられているか。なかなかじっくりお店で話す機会が少ない、バイイングや流通の仕組みを今日はお話したいと思います。

直接海外からインポートしているブランドは、そのブランド独自のショールームか、ブランドが正規営業委託しているマルチレーベルショールームという複合ショールームを訪ね、私たちのお店のためのオーダーを決めます。私たちも展開ブランドを選ぶ側ですが、デザイナーやブランドもどのような店でどのように売られるのかにはこだわりやビジネスポリシーやスケールの相互性があるので、私たちがどのようなバックグラウンドのどのようなブランド展開の会社なのか審査を受けることも多いです。日本に正規輸入代理店が存在するブランドは、正規代理店で行われる展示会でお店のオーダーを決めます。エースミスカンパニーは「正規のルートの商品しか店頭展開しない」、という販売ポリシーのなかでを運営を行っています。

日本に正規輸入代理店が存在するのに代理店名の記載がない商品をどこかで見かけたら、ブランドが認めていない流通経路でお店に並んでいる商品の可能性があります。輸入経路がわからないものは、本物であるという保証が薄くなってしまいます。お直しなどの対応がきかないという、使用後にお客様が困ることも出てきてしまいます。たとえば、JOHN SMEDLYでしたらリーミルズエージェンシーの記載がないもの、MONCLERでしたらモンクレールジャパンの記載がないもの、STELLA McCARTNEYでしたらステラマッカートニージャパンの記載がないものなど、ブランドが有名になればなるほどたくさんの入手手段が生まれてきて皆様を困惑させていってしまいます。お客様からよく「並行輸入品」とは何なのか、というお問い合わせがあります。「物は一緒だよね」と質問されるのですが、物は一緒かもしれないし、一緒じゃないかもしれない、グレーゾーンの商品なので私たちははっきりとした答えをお答えしにくいのです。店頭に並んでいる状態が流通の最終地点なので、どのような経緯をたどって届いているのかお客様には分かりにくいですよね。私たちは、はっきりと流通過程のお答えができるものだけを皆様にご紹介をしています。

私たちが「正規のルート」「ブランドから直接買う」にこだわるのは、お客様に正規の商品を安心して自信をもって使って頂きたいからです。「ブランド名」を買って着るのであればどんなルートで売られているものでも構わないと思いますが、ブランド側が認めたお店で「本物」を手に入れて、安心と自信とともにファッションを楽しんでいただきたいと思っています。