- EDITOR’S PICS

May 28th, 2018

My name is “LOLA”

ハイ、ローラ!私も同じ名前ー!、と叫びながら去っていく小さな女の子。それに、微笑みながら手を振る「LOLA HAT」のデザイナー、ローラ。商談の神経を集中させている空気の中、合同展示会のブース看板を見て反応した子供に、ほっこりさせられた瞬間です。そのにこやかに手を振るデザイナーは、毎回展示会では営業スタッフと共にブースに立ち、私たちバイヤーのオーダーを受ける作業をしてくれます。私がハットのリボンを選んでいる脇にいて、メモをとってくれているのがデザイナー。私が悩んでいるとデザイナーならではのアドバイスをしてくれるので、共同作業でKELLYに並ぶハットをつくっているかのような気分。ブルックリンで手作業で作られているハットに、最後の仕上げの工程をしている感覚にさせられます。

オランダで生まれてパリで育ち、ロンドンに渡り、そしてニューヨークで活動しているデザイナーのローラ。ヨーロッパでハットを日常的に触れてきた環境と、彼女の細部にこだわる性格がデザイナーとして開花させます。ハットのつばの形状や幅、リボンの幅や色、素材など、細かいところまで気にして注文をする口うるさいカスタマーだったのが、もうどうせなら自分で作ってしまおう、と40才から奮起して帽子の技術を学び、そして生まれたのが「LOLA HAT」です。

オーダーをとってもらっている時に、「こっちがいいよ」と少々意見を押してくる感じは、こだわりやバイタリティがあるデザイナーだからこそ。ローラと私でカスタムしたそのハットがいい感じに仕上がり、KELLYに届きました。ぜひ皆さまに、こだわりのハットをお試し頂きたいと思います。

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