SHIRT

SPECIAL GUEST in KELLY

5月25日月曜日、サンフランシスコよりスペシャルなお客様が
KELLYにいらっしゃいました。

時は2009年2月。
秋冬の仕入れのために訪れたニューヨーク。
大きなトレードショーのひとつCOTERIEにて、この春夏から展開している
シャツブランド、その名も『sHiRt』のブースで、秋のオーダーに奮闘していた私たち。
春夏はあえて白のみでご紹介していたブランドだったため、
秋冬はどんなテーマで皆様にご紹介できるかと思いながら訪れたところ、
発表されていた新作に手応えを感じながら、セールスの男性Zachと密な商談を。
様々なショップのバイヤー達で賑わうブースの中で、
何とかオーダーを終えようとしていたところに、
白髪の男性が日本人と分かった私たちに声をかけて来ました。
「5月に日本に行く予定なんだ!」と。
「そうですか〜。」と何となく笑顔で返事をして、私たちはその場を足早に去り、
次のブースへと急いでいたのでしたが、実はこの方、後に分かった事なのですが、
Zachのお父様で『sHiRt』のデザイナーDavidだったのです!

5月初旬。
一通のメールに私たちは大変驚きました。
『sHiRt』のセールスZachから、
「5月下旬に両親が日本に行くのでその際にKELLYを訪れたいんだけど・・・、」
との内容でした。2月のニューヨークでのショーの際には、
まるで他人事の様に聞いていたのですが、デザイナーご夫婦が新潟に、
そしてKELLYに来られるとは!!!
デザイナーが東京に来日することは多々ありますが、まさか私たちのところに。
驚きと喜びの中、慌てて了承の返事を送ると、新潟での宿泊が決まり、
私たちはお食事の手配をすることに。
ベジタリアンであることが分かってから、
新潟の郷土料理を考えていた私たちはレストラン探しに頭を悩ませました。
アメリカや東京ではベジタリアン専門のお店は多数ありますがここは、新潟。
文化の違いをとても感じた瞬間でした。やっと探したレストランに
ベジタリアンのゲストと訪れることを交渉したところ、
親切に対応して頂き、なんとか予約を。

5月25日、月曜日。
DavidとDeniceはKELLYに到着するとウィンドウの外から
湛然に外観やディスプレイを眺め、ようやく店内に入っていらっしゃいました。
中に入られてからも、ブランディングに大変興味を示され、
「beautiful~!!」の言葉をたくさん頂きました。
特に、『BILLY KIRK』のアーミッシュによるブランドについては、
彼らの生活について熱く語られており、興味の対象が同じである事を自覚した瞬間です。

もちろん内装にも、特に床の直線と壁の曲線の対比を気に入って頂き、
ここでも「beautiful~!!」のお言葉を。
また1月11日にUPした『sHiRt』のVOICEを彼ら自身に見て頂き
考えをお伝えしたところ、ここでも制作に対する考えについて
私たちの思いと一緒である事を実感しました。
取引先は多々あるはずなのに、なぜ、私たちだったのか。
最も気になるところですが尋ねてみると、それは彼ら曰く、「ビジネススタイル。」
私たちの仕事の仕方を見て、彼らが先に何かを感じ、
こちらに歩み寄って来られていたのです。

DavidとDeniseは、『sHiRt』のイメージ、まさにそのものでした。
大変穏やかな方たちで、ベジタリアンであることや、ヨガをやっていることなど、
『sHiRt』のデザインは彼らの精神世界、ライフスタイルそのものなんだと、
商業デザインなのではなく、ごくごくナチュラルに生み出されているのだと
感じさせられました。
それはセールスのスタイルにも現れていて、広告や売り込むということは一切せず、
求めてくる人たちを待ち、顔の見える方に売って行きたいというポリシーをお持ちでした。
これは私たちがWEB SITEについて行っていることと同じです。
数々の共通点を思うと、彼らがKELLY に来た事は偶然ではなく、
必然だったのだと思わずにはいられませんでした。

偶然にもBYKELLYで展開しているLAのブランド、dosaの陶器をお土産に頂きました。
さすがのチョイス。今はBYKELLYにてdosaのウェアと一緒にディスプレイしてあります。
とても良い雰囲気を醸し出していますので、ぜひ実際に見て下さい!
私たちからはお返しに、絞り(tie-dyed)の反物を。
『sHiRt』の製品に通ずるものもありますし、
物作りを長年行ってきている彼らだからこそ、
多くの言葉は必要なく、製品価値を感じて頂き大変喜んで頂きました!

短い時間でしたが、この出来事に私たちはたくさんのことに気づかされました。
外国の方をアテンドすることの文化の違いの認識や難しさ、国や言葉は違っても
生き方や、ビジネスに対する考えが同じであること、などなど・・・。
まだまだたくさんエピソードがありますが、残念ながら記載しきれませんので、
ぜひスタッフから直接聞いてみて下さいね。
そしてタイムリーですが、本日秋の『sHiRt』の新作が入荷致しました!
秋のスタイリングについてエピソードを交えてお話できればと思っています。
ぜひ皆さまのご来店お待ちしております。


Symbolic White

KELLYのWEBサイトをSpringにリニューアルいたしました。
もうご覧いただけましたでしょうか?

KELLY VOICEでご紹介中の『sHiRt』を
up comingにてお伝えしていますので
そちらも合わせてご覧下さい!

まだご覧頂けていないかたのために今週も
引き続き『sHiRt』をご紹介してまいります。

今年の春の気分を例えるなら
まず『白いシャツ』と答えてしまいます。
白いシャツならどれでもということではなく、
肩の力をぬいたリラックスしたい今の気分にぴったりの『白いシャツ』。
今回のKELLY VOICEでは
『白いシャツ』だけのコレクションから生まれた
春のKELLY STYLEをご紹介したいと思います。


Linen

昨年の夏、バイヤーが久しぶりに訪れたLas Vegasで
最も新鮮に感じたシャツのブランドがありました。
そのシャツはいたってシンプル。そしてナチュラルな風合い。
なにかその潔さが、今逆に新鮮に感じてしまったそうです。
私には、ナチュラルでシンプルなシャツがなぜ新鮮なんだろう、
という疑問が浮かんだのを覚えています。
翌月、毎シーズン訪れている世界中のバイヤーが集まるショーで
こぞって誰もが足を止めているブースを発見!
そうです。そのブースはLas Vegasで出会ったシャツのブランドだったのです。



Cotton

その名も『sHiRt』
名前も潔くユニークなこのブランドは、シャツだけをコレクションとしたブランドです。
KELLYは数あるカラーの中で、あえて白だけをチョイス。
一つ一つに素材という表情と変化をつけて
この春のKELLYとA.SMITHのスタイリングの核のブランドとなりました。
私自身も、オーダーをしてからお店へ届くまでの時間の経過の中で
春のスタイリングを語る上でこれなしでは語れないという気持ちに変化していきました。



Linen with Pin tuck

春の風が吹いたような、お店に並んだ瞬間のこの気持ちを
ぜひ皆さんにも感じて頂けたらと思います。
白一色の中からあなただけの白を探しにいらして下さい。