LUCIANO BARBERA

Judge By Appearances


「見た目で人を判断しないと言ったのは、どんな浅はかな人なのでしょう。
目に見えないものではなく、見た目こそが世の中の事実なのです。」

これはLuciano Barberaのカタログでの言葉です。
すべての現実は目の前にある。
外見のすべてに、内面の個性と知性が映し出されているのです。
コレクションに一環した信念を持つ
なんともルチアーノ・バルベラらしい言葉ではないでしょうか。



今シーズンのLuciano Barberaでグレーのスーツはやらない。
そんな思いで向かったショールームで見たのは
あらゆる素材で表現されたグレーの世界だったそうです。
そのカラーはグレーと簡単には表現しきれない
素材とカラーの奥深さに、良い意味でのショックを与えられました。
そして思い覆されたグレー中心のオーダーとなり、
お店に並ぶ日は訪れました。
それを目にした瞬間、Luciano Barberaの選び抜かれた生地と
カラーセンスには納得せずにいられない私がいました。
この春のトレンドカラーはシルバーグレー。
グレーと言っても
今までにないホワイトに近いグレーが新鮮です。
Luciano Barberaの揺るぎない安定したコレクションの中に
今まで以上にカラーのインスピレーションを感じたシーズンとなりました。



Luciano Barberaのシルバーグレーは
個性と知性を信じる人々のためにつくり出されています。
自然なまでのカラーと素材でわかる
心と見た目の贅沢をすることで
何か新しい一面を見いだし、感じていただけたらと思います。

窓の向こうに

今シーズン、トレンドは強さを秘めた女性。
それは、ファッションが外見から内面の美しさへ向かっているという
大きな変化です。
十人が一色のものしか着ていなかった時代から
百色を自由に楽しめるようになった今
デザインに頼った服で様々な自分を演出してきましたが
そろそろ表面的なものだけでは満足できなくなってしまいました。
もっと奥深くにひびく何かが必要だと感じたのです。

「個性と知性を信じる人々のための衣服」
イタリアの大手生地メーカーに生まれ
洗練がどういうことなのかを知り尽くした
デザイナー、ルチアーノ・バルベラの言葉です。
個性とは他人との違いを見せつけるためのものではなく
内面から発するものということではないでしょうか。
一着一着が無言の存在感を放ち
着るほどに深い味わいを感じるのは彼が
どんなに細かなことにも妥協せずに
完璧であることにこだわり続けているからでしょう。

世界では地位や資産による階級(クラス)が存在し
仕事や買い物をする場所、食べ物に至るまで
住み分けがしっかりと分かれています。
その中で LUCIANO BARBERA を選んでいる人々は
本当に良いものがなにかを分かっているアッパークラス。
しかし KELLY ではそれを限られた人のみのものではなく
そのクラス感こそが新しいファッションのキーワードだと感じ
時代の気分としてお伝えしていきます。

バイヤーが訪れるたびに撮り続けてしまう
NY のショールームからの一枚です。
TIFFANY にほど近いこの場所で
目まぐるしく動いている街を見おろしながら
セントラルパークの美しい自然を独占できる贅沢な空間。
そこでいつも感じる、心地よい緊張感を
皆さんに KELLY で感じていただけたら、と思っています。