DEREK LAM

Style of Life

「僕の時代」
70年代を少年として過ごした DEREK LAM。
この春夏のコレクションは描きたい世界が溢れ出るような感覚を覚えたといいます。

今は亡きフォトグラファー「ギィ・ブルダン」は
1970年代「フレンチヴォーグ」で名を馳せ、シューズをメインに
フェティッシュかつセクシーな世界を表現し活躍したファッションフォトグラファー。
そんなギィ・ブルダンの世界感からインスピレーションを受けた今回のコレクションは
生まれ育った環境と、彼がリアルに見つめてきた時代の感性に
才能という最高のエッセンスが加わり生みだされました。

外見の美しさだけではなく、ベースのメイクや毛先や指先のケア
肌の質感といった細部にまでこだわりをもつデザイナーが
このショーでモデルのボディケアに使用したのが
100年以上もの歴史を持つアメリカの老舗ブランド「KIEHIL'S」です。
1851年にマンハッタンの薬局で誕生し
世界中から厳選したナチュラルかつ高品質な原料にこだわるブランド。
あえて「KIEHIL'S」を使ったのは
完璧なコレクションに計算された「隙」を演出するため。
ただ洋服をモデルに着せてみせるだけではなく
デザイナーのつくり出す世界感を細部にわたり演出するこだわりが積み重なることで
DEREK LAM の世界が出来上がるのだと知りました。

KELLY のブランドの中でも空気を一変させる格別の存在感を放ち
身にまとった瞬間に彼の才能を全身で感じずにはいられない「DEREK LAM」
鏡に映る私はデザイナーの描く「僕の時代」の主人公になったかのよう。
私に色々なインスピレーションを与えてくれる「DEREK LAM」に
今回もまた魅了されるばかりです。

wear to art

「今日、素敵じゃない!」
あるブラウスを着ていて、よく頂いた言葉です。
褒められることの、うれしいような恥ずかしいような
ちょっとした高揚感を与えてくれる
そのブラウスのブランドは、デレク・ラムです。

今シーズンは、チェックやウールフランネルなど
オーソドックスな素材を使いながら
近未来を予感させる全く新しいデザインとなっています。
建築家フランク・ゲーリーから
インスパイアされたというこのコレクション
彼もまた、変わらない材料を使って
今までにない新しい形を創り出しています。

ミニスカートをブーティにあわせて
コンパクトな足元で演出するのが今年の気分
バランスで新しさを楽しむ日もあれば
プレーンな白いシャツと乗馬ブーツで
トラディショナルな気分で着るのも新鮮!
全く違うコーディネートをするたびに
新しい発見があります。

デレク・ラムのこだわりや感性に
誰もが一目見ただけで惹かれ
服の持つ様々な表情に、着てみてさらに驚かされます。
でもそれは日常に溶け込む『リアル・クローズ』
私の世界を広げてくれたデレク・ラム
あなたの世界も広げてくれるはずです。

あわい記憶

はじめてリップを塗ってもらったときのことを覚えていますか?

はじめてかわいいドレスを着せてもらい 
幼心にもすこし気恥ずかしいと感じたのもあの頃
写真を撮るといっても 
なかなか人前に出て行けずにいた・・・

みなさんもそんな頃ありませんでしたか?

これからご紹介する『DEREK LAM』は
その頃のにおいを思い出させてくれるようなブランド。

今シーズン デレク・ラムのテーマは『スラウチ』
中世のフレンチクチュールを思わせるレース素材
艶やかな黒のスパンコールが施されたスリップドレス
このテクニックにはため息が出てしまいます・・・
袖を通した人にしかわからない気持ちの弾み
甘酸っぱい香りが このドレスには隠されているのです

もともと素材や色使いと独自の世界を構築し
洗練されたデイウェアを創造するデレク・ラム

今回のコレクションは一番強烈な個性を放つ作品かもしれません。

はじめてリップを塗ってもらったときのことを覚えていますか?
そんな少女時代を経て 大人になっていく

あなたならどんな風に感じるのでしょう?
何を思い浮かべ何を味わっていかれるのでしょう?
きっとデレク・ラムに秘密はたくさん隠されています

リップを塗るようにデレク・ラムを着て
新しいにおいを感じてみませんか?