
先日訪れたパリは連日の猛暑。
どこに行っても「インディアンサマー」という単語が聞こえてきます。
来シーズン「春夏」のバイイングでしたので、なんだかリアリティに溢れた数日間でした。
それにしても暑かった!
今回はたくさんのブランドを見る機会に恵まれました。
そしていつもの何倍も、多くの素晴らしい仕事に触れられたのは幸せでした。
そのなかでも、バイケリーにぴったりな美しいいくつかが、この春からお店に並びます。
近いうちに少しずつこの場でご紹介してまいりますのでご期待下さい。
数日のあいだに膨大な数を見ていると、だんだんと目が慣れてきます。
いえ、「慣れる」というのとは少し違いますね。
良いものが「ものすごく際立って見えてくる」
という感じでしょうか。
今回、改めてその素晴らしさにこころを打たれたのがランバンでした。
わたくしがいつも、皆さまにお届けしたいと思っているのは、
美しいものを身につけるときの「ときめき」や「高揚感」。
そしてそのときめきを、いかに日常のなかで毎日感じていただけるか、ということです。
わたくし自身は「リアルクローズ」しか身に着けていないつもりです。
造り込まれ過ぎて自分らしく着られない服はいらないし、
所有するだけで満足、というのもあり得ない。
とりあえずで買ってみた服、というのもNGです。
もちろん数もいらない。
毎日しあわせなきもちにしてくれる、ほんとうに美しいもの。
これを求めはじめると、必然的に選択眼は厳しくなります。
そんな目で見るランバンには、まったく悪いところが、ない。
高揚感とリアリティー、実際に着ることを考え、絶妙なバランスで仕上げられた
コレクションは、まさに現代のリアルクローズ。
時代の捉えかた、クリエイション・・・文字どおり、ほかとは格が違う「別格」と感じます。

写真は、繊細なラメが輝くこの秋のジャケット。
メゾンのシンボル、グログランリボンがあしらわれてとても華やか。
裏地なしの一重で仕上げられたこちらは、
身につけるととてもやわらかく、まるでカーディガンのようです。
なのに、背中からウエストにかけてのラインをほっそりと、
さらに腕を細く長く、すんなりと見せてくれる。
華やかなパリクチュールを支えるのは職人の伝統技だと、
こんなとき痛感しますね。本当に素晴らしいのです。

こんなに素敵な服なら、毎日だって着ていたいもの。
たとえば、英国車好きの友人とのドライブには、
コーデュロイパンツとフェルトハットをあわせ、ツィードジャケットっぽくマスキュリンに。
ファッションフリークが集結するレストランでの夕食には、L.B.Dに軽く肩掛けで。
そして、あとひと月もすればやってくるパーティーシーズン。
活躍するのは言うまでもないと思いませんか?
完成度の高い本当に良い服は、着るひとを誰でも、必ず美しく見せてくれるもの。
そして、何にでも合います。
本当かしら?
今、そんなふうに思ったかたは、ぜひバイケリーにいらしてください。
バイケリー流「リアルクローズ」の楽しみ方、とくとご紹介いたします!
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