Letter from BYKELLY

先日、震災以降初めて夜の銀座に行ったところあまりの暗さにびっくり。
銀座らしさの象徴であるネオンはひとつも灯っていませんでした。



けれど、メガストアのショウウィンドウの最小限の明るさは却ってそれを幻想的に見せ、
暗闇のなかで営業するワインバーから漏れて来る灯りは、ことさら温かい。

そういえばパリの夜って、いつもこんな感じ。
この程度の明かりでも十分なのかも。

そんなふうに考えつつも、大好きな「数寄屋橋の不二家のマーク」が見られないのは、
やっぱりちょっと、悲しい。
どっちが良いとか悪いとかでなく、元どおりの日常に早く還れますように。
そんなふうにこころから思います。



変わらずに在り続けることの難しさを、今はただ、静かに実感しています。
すべての価値観が入れ替わってしまうようなできごとのあとに、
自分らしいスタイルや美意識を貫いていくには、新しい視点と新しい方法が必要なのです。



これからの時代を、どう美しくサバイブしていくか。
バイケリーの解答は、もう出ています。

変化よりも「進化」。
写真は、そんな思いで選んだ2011年秋冬のアイテムたちです。
ひとつひとつこころを込めて選んだこれらは早くも来月から店頭を飾り始めます。
どうかお楽しみになさってください。

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