Air de Paris

Paris・グルネル通りのブティック、Carine Girsonに入ると、
ヒトの脳って右脳と左脳の二部構成なんだ、と改めて実感する。
ものの一分もしないうちに、半分は恐ろしいほどに覚醒し、
もう半分は存在すらも怪しいんじゃないか、っていうくらいに働きをやめる。
美しいものがぎっしり詰まった大袋を抱えてお店を後にする頃、
怠け者の左脳がやっと起き出してきて、ハッと我に返ったりするが、

ま、いいか。半年分のまとめ買い、だもんネ。

と、なにごともポジティブ志向、が我ながら自慢である。

こんなふうに女を甘やかしてくれるお店、
女ならではの愉しみを供してくれる小さな専門店が多いParis。
チョコレートや手袋など、そのベクトルは様々ですが、
フェミニティの極致といえばやはりカリーヌのように、
「ランジェリー」と「香り」のブティックに尽きるでしょう。


わたくしが話を聞いた幾人かの美しいフランス女たちは、
そのふたつについて皆一家言を持ち、趣味の良い行きつけが必ずあります。
まるで共犯者にでもそうするように、声をひそめ、でも嬉々として、
彼女たちがうちあける、秘密。
まるで申し合わせたかのように、その口から漏れてくるのは同じメゾンのもの。

パートナーの存在をいつも感じていたいから、朝つける香りは彼のデュエル。

昼間はオーダドリアンをつけて、夕方にはレニュイダドリアンを足すの、
そうするとミステリアス、になるからね。

・・・と、なんとも女っぽい彼女らの香りづかいは、
「最高のものを、自分らしく」というのがルールなようです。
いつもよりも、少しセンシュアルな香りに変えてみようか知らん・・・
そんなふうに思わずにはいられないほど、Parisの空気はフェミニン、なのです。


今月22日には待望のクリスマスコフレが発売になるアニックグタール。
数量限定でのご紹介なので、ご興味のあるかたはぜひお早めにご来店くださいませ。


Kinuyo Kamoi

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