a food chain vol.2
a food chain
2010-08-15 12:00
カリフォルニア文化発祥の地ともいわれる港町、モントレー。
古くてこぢんまりとした素朴な街並が魅力です。
そんな歴史ある町で、今回僕らが夕食をとった「Bubba Gump Shrimp」。
アカデミー賞受賞映画『フォレスト・ガンプ』では、
トム・ハンクス扮する主人公フォレストがエビ漁業で大成功します。
もしもそんな彼がレストランをオープンさせたら・・・
そんなコンセプトで人気のシーフードレストランです。
店内外は、思わずカメラを向けずにはいられないディスプレイがなされ、
その空間にみあったスタッフのフレンドリーなサービスは、
まさに映画を見るような楽しさです。
以前紹介したWOLFGANG もそうでしたが、
アメリカでの食事の醍醐味は、味そのものだけでなく、
空間演出やサービスまでが含まれてのもの。
そしてお店の種類があればあるだけ様々な種類のサービスがあり、
サービスを受ける側も、気分や予算によって自由な選択ができる。
均一化・マニュアル化された日本のサービスとの違いを
この旅のあいだ、幾度となく体験することになりました。
避暑地を連想させるカーメルの街並。
海岸から丘にかけて広がる街には落ち着いたムードの建築が続き、
窓辺には季節の花々が飾られています。
カーメルは映画俳優のクリント・イーストウッドが市長を務めていたことでも
知られています。映画俳優、監督としても名高く、さらに政治活動への参加も
積極的であった彼の「飽く無き探究心」が市民からの支持を得て、
今もなおアメリカを代表する人物の一人です。
澄んだ空気に居心地の良さを感じながら、
僕たちが朝食に選んだお店は、「Katy’s Place」。
お店に入ると、二人の女性が僕らを迎えてくれました。
お店の名前から、オーナーのケイティーかな、と
注文した料理を待っていると、さっきの女性たちが僕らのほど近いテーブルで
食事をし始めたのです。
日本では「営業中、従業員がお客様の前で食事をとる」という光景を
ほぼ見かけることはありません。
ですからこの光景にはちょっと驚いてしまいました。
習慣の違いと言えばそれまでなのですが、その光景を眺めているにつれ、
アメリカにいることで体感するイージーさやフレンドリーさが、
なんとなくではありますが理解できるような気がしたのです。

アメリカ最大級のチャイナタウンがサンフランシスコにはあります。
市内で一番にぎやかなユニオンスクエアや、金融の中心であるオフィス街の中、
路地を一本入るといきなり漢字だらけの街並みに変化します。
全く別の世界が広がっていました。
現地での最後の夕食をとりながら今回の旅を振り返ってみました。
僕自身はこれが初めての海外だったので、
頭を空っぽにしてこの旅に臨んだのですが、
今では写真やムービーには収まりきらなかったものが、
頭の中にぎっしりと刻まれています。
そして、サービスやホスピタリティの在り方や文化の違いは、
今回ともに旅したスタッフ全員が実感したことです。
同じ目的と価値観をシェアーする仲間たちと、より良いお店を作りたい。
新しい発見や感動を、お客様と分かち合いたい。
この旅で得た感動や体験を、これから大きな財産に変えていきたい。
日本に戻った今、そう思わずにはいられない毎日です。
店頭には秋物も入荷し、それを通してお伝えしたいエピソードもたくさんあります。
新しい発見と体験を、ぜひ楽しんでください。




